患者さん「めまいがほんとつらくて、もう、ひどいめまいで…」
ぼく「ふーむ…そのめまいを、『めまい』って言葉を使わずに、説明して頂けませんか?」
患「えっ…その…ええと…くらくらして、だるくて、息切れして…あと生理がずっと続いてて」
ぼ「😨ふ、婦人科の先生に診てもらいましょうかね…」— ぐっどせんせい👍🍧耳鼻咽喉科医師 (@0RLandNTD) 2021年11月14日
これはいい問診方法ですね。
あえてめまいという言葉を使わないで説明させるとより正確に表現できます。
「しびれ」なども同じように聞くことができると思います。
とくに子供の場合は自分の思っていることと、大人が思っていることが多いため注意が必要です。
膝が痛いといっても実は股関節だったり、肘が痛いといっても実は肩だったり。よくある話です。
こういうときは触ればわかりますが大人でも注意が必要かなと思います。
認知症の高齢者が膝が痛くて歩けないといって大腿骨頸部骨折であったことは数回経験しています。
日本人同士でも日本語で完璧にコミュニケーションできるかというとそうでもないです。
とくに一見の患者さんだとその人のインテリジェンスなども瞬時に判断しなければなりません。注意して診察していきます。