美容医療の行末?

最近美容専門のクリニックどんどんできてますよね。脱毛とか二重手術から本当の整形手術までいろいろです。

 

私としてはまだまだ発展の可能性があると思っています。

 

なぜなら普通の医療がマイナスをゼロに戻すことを目標にするのに対し、美容はゼロをプラスにしていく作業だからです。

 

しかもそのプラスは+1で終わりではなく+10でも+100かもしれません。果てしなく上があります。

 

そして対象はマイナスになった人ではなくゼロの人、すべての人が対象なのです。

脱毛なんて全員がやるようになってもおかしくないですしね。

 

しかしマイナスをゼロにするのではない、ということはやらなくてもいいということです。

不景気になったとき、まず切られるのはここです。美容にお金をつぎ込める状況であることが重要です。

 

問題はそこで働く医者や看護師はいつまで稼げるのかということです。

レーザー脱毛は機械さえあればだれでもできてしまいます。

でも脱毛しきってしまったら次はありません。

少子化で新しい患者となるひとも減ってきています。

 

2030代で美容に興味がある人は4050になってもまだ美容にお金を投入するでしょうが、さすがに7080になると以前よりはお金をださなくなるでしょう。

 

まだ業界全体が発展途上なのでしばらくは市場が拡大し続けると思いますが、保険診療の対象患者が減っていくのと市場が拡大するのとどちらが早いか。それはわかりません。

 

保険診療との違いはやはりそのお金を出せる状況なのかということ。

不景気になったときの落ち込みは激しいでしょう。それくらいしか予想はできません。

 

 

そしてこういうことをやらないと生き残れないのであれば、私はいいかな・・・という世界です。