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1冊目は言わずとしれたバイブル。
2版までは辞書的な意味合いが強く、買っても使わなかった人が多かった印象ですが、3版では大幅に進化しています!
手術の際のアプローチや、保存治療か手術かの選択なども細かく記載されており自信をもっておすすめできる本になりました!
2版を持っていても買うべき!
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2冊目も手術の際の解剖の本です。
こちらはどの骨折のときこのアプローチ、というふうには書いていませんが、整形外科の手術で用いるほぼすべてのアプローチを網羅しています。
神経支配の分かれる筋間で侵入すると神経を切断しない、見なくてすむという理念でここを入ればつぎに見えるのはこの視野、というふうに展開していきます。
これも必ず必要になる本です。
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救急で診なければいけない骨折についてのあんちょこ本です。
3年目ともなれば他科からコンサルトを受ける立場になります。
病棟でコケた人などもまず真っ先に診ることになるのは後期研修医、骨折の知識は必ず必要になりますので備えておきましょう。
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小児の骨折はかなり特殊で気を使う分野です。古い本ですが誰もが購入し参考とする教科書ですので通読しておきましょう。
いつまで固定するのか、後遺症は?などかならず親から質問される項目とその答えが書かれています。
古い本でも骨折の保存治療はあまり進化がありませんので、この本の知識で大丈夫です。
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次に分野別におすすめの本を
とは言っても脊椎のこの本以外は股関節、膝などあまりいいものがありません。「私の手の外科」など専門的すぎる本はまだ3年目では不要と思います。
この脊椎の本は著者一人が一人で書いたことにこだわった本です。
一人で書いているので流れがわかりやすく、また内容もかなりしっかりしていて値段以上の価値があります。困ったときの参考書としても使えますし、ざっくり読んでおくこともできます。
以上5冊を上げてみましたがまだまだ紹介したい本は山程あります。
この5冊だけでも残念ながら13万くらいかかってしまいます。
ですが最初はこのお金を惜しんではいけません。思い切って買ってしまいましょう。