よくあるケースです。近くにいる家族が延命治療を望まないことで同意しているのに、遠くに住む家族(たいてい介護もしていなければ会ったこともないような人)が突然出てきて積極的な延命を望むという光景です。
15年前に脳梗塞になって90歳まで生きているならかなり頑張ったほうだとおもいます。この状態からさらに胃ろうをつくって栄養を補充するのは拷問としか言いようがありません。
この場合まだ生きているのでいいですが、最悪なのは死んでから出てくるパターン。周囲にいた人は全員納得していたのにいきなり遠いところからでてきて治療が間違っていたんじゃないかとか言われるわけです。いや、あなた一度も生きてたときに来なかったでしょ、といいたくもなります。
胃ろうになったら自費ですとなればこういう人も減るはず・・・と思っていたら違うんですね。
海外でも起こっているのでカリフォルニアの娘症候群なんて名前がついているんですね。面白いのはこの現象はカリフォルニアでは「シカゴから来た娘症候群」とされていることですね。
どこの州でも、国が変わっても同じようなことで悩むのが人間のようです。
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