かなり尖った本ですが、不動産投資の大切さを教えてくれる本です。
筆者は東大でも頭の良かったほうだと思います。頭が良すぎて集団の中で浮いてしまい、会社では出世できず、自分で投資をして成功したというお話です。
文中にたびたび「東大生ならこれくらい容易い計算です」など、東大生の頭の良さを評価していますがおそらく標準的な東大生はこれほど頭が良くないはずです。医者でも不動産投資で騙されている人がたくさんいるくらいなので・・・
裏を返せばこの人くらい頭が良くないと不動産投資は成功しないのかもしれません。
不動産の値札と実際の価値の乖離に気づき、その原因も解決できるほど知識も仕入れられて初めて成功するのです。
東大生として就職して高属性になったから不動産を購入できて成功したという話では決してないので注意したいですね。
この本での「東大卒」はすべて「医師」にも当てはまります。
医者になっても普通に暮らしているだけでは裕福にはなれませんし、子供に教育をつけてあげることもできません。投資して資産を増やしていきましょう。