これはうまい!精神科への誘導方法

こういうのこそ精神科の医者の醍醐味ですよね。

精神科の先生の話し方はその人独特の味がでます。

私も何人か実習のときに診察室の裏で診察の話を聞いていたことがありますが、彼らの話術はやはりすごいです。キメ台詞のようなものを持っていて、事あるごとにその言葉がでてくる先生や、「おっその言い方はうまいな!」ということが多々あります。

われわれ身体科の医者も言葉というものは非常に大事で、伝え方一つで相手に理解してもらえたりしてもらえなかったりします。

でも一度医者になってしまうと、他の医者の外来を見学する機会はなかなかありません。これは多くの医者にとってはすごくもったいないことで、上の先生の外来は一度でもみておくと説明のレパートリーが広がります。

「治りません」というだけでなく「治療すると痛みが良くなります」という方が患者さんは治療を受け入れられるようになります

こういう言い方を多くもっている医者が、良い医者になれるんじゃないかなと思います。

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