これは意外でした。なんとなく縫合がやってはいけないのだから抜糸もだめなんだろうと思っていましたがそうではないようです。なんなら縫合も問題ないようです。
そもそも看護師の仕事は「療養上の世話と診療補助」と定義されているんだから診療補助として医師が指示した行為であれば問題はないようです。それがどこまでOKかは医師の判断に任されているようですので、人によって様々になるということです。例えば骨折の手術でインプラントを入れるところを看護師にさせても問題ないということになっています。医師の指示があれば、ですが。
こうなってくるとあとはどこまで患者が許容するかという話になります。切創で縫合が必要。ここを判断するのは医師です。では縫合は看護師にやってもらいましょう。と判断するのも医師。それを患者さんが良しとするかはまた別です。
今の日本では医者信仰はまだまだ根強いので、麻酔看護師なんて流行るはずもない状況です。国としてはナースプラクティショナーを普及させたいようですが、どうにも中途半端な資格のように思えますし、やっている本人も看護師プラスアルファのその程度の知識で怖くないのかと私は心配です。
医師不足とはいえその不足している医師がやるからこそのありがたみなんてものがあるのかもしれません。看護師に診療を手伝ってもらえるのはありがたいですが、やはり棲み分けは必要だと思います。
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