燃える手術

久々に燃える手術をしました。

絶対に救ってやろう。

そんな気持ちになる手術です。内容は言えませんが、当日やらないと死んでしまう病気でした。

 

思えばこんな気持3年ぶりくらい。

初期研修医で外科をローテートしていたときに20歳以下の虫垂炎の方が2人立て続けに現れ夕方から指導医と二人っきりで連続で手術した、あのときの感じです。

 

今この人を救えるのは自分しかいない!(実際はどこかに行けば救ってもらえるけど、目の前に来ているので・・・)

 

この感情でオペ室に入ったときは本当に燃えます。

 

心臓血管外科や救急救命の先生はこの気持が忘れられなくてこの道に進んだという方も聞きますし、やはりやりがいというのは大事です。

 

私は年に1回位でいいかなとおもってしまいましたが・・・

 

 

そういえば、以前いた病院では緊急手術加算という病院独自の手当がありました。

手術手技料の1%が術者に、0.05%が助手に入るという手当です。

腹腔鏡下虫垂切除術は13万円なので、、、1300円(泣)

 

時間外手当もでるからという名目でこの割合だそうですが、あまりにも低すぎませんか。時間外はおそらく4,5時間は必要です。

そうでなくとも80時間は超えそうなのでタダ働きになってしまう可能性もあります。

 

 

頑張る人を正しく給与面でも報ってほしいですね。