これは真理だと思います。診察室で何気なく話していることですが、患者さんにそれが伝わっているかというとほとんど伝わっていないんですよね。
私もよく言ってしまうのですが、椎間板ヘルニアの人に3ヶ月で8割位のひとはよくなります。良くならなかったら手術を考えてもいいですがしびれは良くならない可能性があります。などと説明するのですがおそらく伝わっている人は僅かである可能性が高いです。
ではどう言えばいいのか。
「3ヶ月でほとんどの人が治ります。治らなかったら手術しましょう。でも後遺症が残る可能性はあります」これくらい言い切ったほうがいいのでしょうか。
医療というのはそのほとんどが話術だとおもうんですね。ChatGPTとかで診断技術が取って代わられても最後の説明をするのは医者です。そこで選ばれるような人になれれば生き残るすべはまだまだあるのではないでしょうか。
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