これはなかなか衝撃的なニュースですね。実は少し前から言われていましたがアイシングも一長一短です。
整形外科の現場では打撲骨折したらアイシングはあたりまえ。手術後の患部もアイシングして当たり前、というような状況ですがこれもかわるのでしょうか。
実は野球の世界では以前はピッチャーが投球後アイシングしていましたが、いまはやっていない人が多いのですでに否定されたのかと思っていたのですが、単に現場の意見としてやってもやらなくてもかわりがないからやっていないようです。
スポーツで起きるけがは、筋線維の損傷が10%以内の比較的軽いものが多い。チームはラットで実験。脚の筋線維の約4%を傷つけた後、袋に氷を入れて30分のアイシングを2時間ごとに1日3回実施。これを損傷させた日と1日後、2日後の3日間繰り返した。4%はマラソンなどで起こりうる損傷と同程度という
マラソンで起きる程度のものまではアイシングが有効とのこと。
損傷の2週間後に筋肉を観察すると、アイシングしたマウスは、しなかったマウスよりも再生が進んでいた。免疫細胞「炎症性マクロファージ」の活動が弱まっていることが判明、詳しいメカニズムを今後調べる
結局炎症細胞の浸潤がどうのこうのという話になるようす。
荒川准教授は「どこまでの損傷ならアイシングが有効か、線引きを検討することが重要」としている。
そのとおりですね。骨折や手術でもアイシングが有効なのかは正直わかりません。なんとなくでやっている印象ですが、激しい怪我に分類されるはずなので悩ましいですね。
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