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とっつきにくい子供のスポーツ関連の故障についてです。
急性期病院で勤務していると扱うのは手術が必要な骨折などになってしまい、よくありがちなその手前の疲労骨折や捻挫などは開業医レベルでフォローされていることが多いはずです。
筆者は学校のスポーツ医としても活動した経験なども踏まえて最初は疫学的なことから始まり各論では説明の仕方や手術についても触れています。
こういうデータをみるといつも感じるのですが、スポーツは子供にとって本当に良いのか?という疑問が湧いてきます。もちろんスポーツで健康的に育つ子供もたくさんいるはずですがストイックにスポーツに励んだ結果故障してしまう人があまりにも多いのではないかと思います。とくに前十字靭帯損傷は年間3万件あるとのことは驚きです。
バイト先の外来では小児もたくさん来ますので勉強しようと思って購入しました。
大変勉強になる教科書です。