紙カルテは意外と使いやすい?メリット3つあげてみた!

電子カルテネイティブな若者医師にとっては紙カルテなんてとてもじゃないけど使えたもんじゃないと思っていました。

 

学生の実習で紙カルテの病院にいったことがありますが、誰かが使っていると読むことすらできない。というのが最大限のデメリットだと感じました。

 

電子カルテは逆にどこでも何人でも一人の患者について開くことができて画像や検査結果もみれたりします。

 

カルテは紙で生理検査、画像検査、検体検査だけ電子化している病院もありましたがこれはまだマシな方です。

 

ということで電子カルテサイコー!と思っていたのですが最近紙カルテもいいところたくさんあるなと感じます。

 

とくにバイト先で紙カルテを使うことがおおいので感じたメリットを紹介します。

 

①図が書きやすい。

電子カルテだと図を書くのも一苦労です。マウスでかかないといけないですし思い通りにはいきません。

紙だとその点自由自在にかけてしまいます。

 

②はんこが便利

紙カルテを使っている病院でははんこが大量に用意されていると思います。

体の部位のはんこで押したあとにペンで追記できたりしたり、「膝関節穿刺」

など処置の内容や「レントゲン」などなんでもかんでも多く使うものをはんこ化することでかなり処理速度が速くなります。

 

③パット見で今までの当院への貢献がわかる。

紙カルテはすべて物理的な紙で保存していきますのでその病院にかかっている期間が長ければどんどん積み上がっていきます。太いカルテの患者さんをみたら大事にしてあげましょう笑

 

ということでメリットはこれくらいです。

やっぱり字が汚かったら読めないし持ち出せないしなくしたら大変だしで紙カルテで運用するのはデメリットが多いです。強いて言うなら安い!維持費がかからない!それだけです。維持費も患者が増えると保管するところだけで大変なことになりますが。

 

やっぱり電子カルテサイコー!でも国で統一して一つつくらないのはなぜ?としか言いようがありません。