https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37315109/
名古屋大学の研究です。子宮内膜症の原因として細菌感染の可能性があるという報告です。
腸内細菌やピロリ菌、HPVなどウイルスや細菌が人間の病気と関係しているというのが最近ぞくぞくと報告されています。
関節リウマチは腸内細菌叢の変化だとか言われますが、これは原因なのか結果なのかはっきりしていません。
人類はコロナで衛生環境についてうるさくなってしまいましたが、これからこの傾向はさらに進むと思います。健康志向が向上するにつれ清潔とか衛生に対する関心が高まり、このような常在菌に対する意識も高まるでしょう。
ヘルスケアセクターへ投資するETFは20年前からずっと上昇を続けています。アップルがapple watchで健康管理ができるとアピールするように、情報、IT企業はこの分野へどんどん進出していきます。
私的にはいずれ常在菌チェックとかが流行るのではないかと予想してみます。それぞれに対する抗菌薬とか開発されたりして。
抗菌薬といえば、より狭域の抗菌薬の開発が急務と言われていますが製薬会社は広域の抗菌薬ばかり作りたがり現場のニーズと合わず、余計に耐性菌を生み出しています。耐性菌が病気の原因になったりしたら厄介ですね。今後の開発に期待です
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