一番感染リスクが高かったのは?

2022年度新型コロナウイルス感染症に対する血清疫学調査報告

N抗体という感染から12ヶ月経過しても陰転化しないマーカーを用いて疫学調査をしています。これが6回目ですのでいままで5回調査を行っていて、そのデータの積み上げには感服します。

S抗体は表面のスパイクタンパクのことです。ワクチンを打つとこのスパイク蛋白を自分でつくり、それに抗原反応を示して免疫をつくっているわけですが、若者でも90%以上の割合で接種しているのはすごいですね。2023年2月の調査ですのでワクチン接種からは1年以上たっているはずです。若者だけすこし下がってきているのはやはり3回目以降を打った人がすくないからでしょうか?一方N抗体は核に対する抗体です。これは感染しない限り陽性にはなりません。

シー・アール・シー|新型コロナウイルス抗体検査について

N抗体保有率は徐々に増加傾向をたどります。ですがワクチンの効果は絶大

接種回数が多くなると診断された回数も減っています。ちゃんと効果があるんですね。でも若者ではすこし微妙・・・・

職種別では保育園幼稚園の職員の感染歴がすごいです。ほかは結構ブレがあるのでわかりにくいですね。介護職、医療職などは過剰診断されているかとおもったのですがそうでもない様子。

私はワクチン5回目うってもう1年以上たってしまいましたが、6回目を打てるのはいつになるでしょうか?軽い風邪だとしても絶対にかかりたくないのでいまもマスク継続ですし、ワクチンも打てるならうちたいです。だからといって楽しいことを制限するのは反対です。海外旅行もそろそろ行きたいですね。

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