当直でひさびさに死亡確認をしました。
自分の患者さんは2年に1人がなくなるくらいですので久しぶりです。他科患者さんでしたので緊張します。
いつも思うのですがなんというか考えてしまいます。
「失礼します。当直のXXです。これから確認をさせていただきます」
「目の確認をします」 瞳孔の確認
「胸元失礼します」 心音呼吸音の確認
「首元失礼します」 頚動脈の拍動の確認
「えー以上をもちまして午後XX時XX分死亡確認となります。」
問題はこのあとです。
「おつかれさまでした」「ご愁傷様でした」などなどいろいろ言いようはありますが、確認となります、の段階で家族さんは泣き崩れていることが多いです。
おつかれさまでしたと声をかけたくなる頑張りをした方もいれば、ひさびさにあったら死んでた、みたいな人もいるわけです。
まぁここはみんな聞いてないので乗り切れます。
その後沈黙の時間がしばし…
次も問題です。
「これから看護師から今後のことについて説明があります。私はこれで一旦失礼します。」
こんな感じで部屋を去ります。
これでいいのけいつも戸惑うのですが、どこかで退室しないといけないので30秒くらい待ってから退室します。
毎回ヒヤヒヤする場面です。