うーんこれはすこし違うと思います。医局が繋ぎ止めていたわけではなく、医局に残って従順に人事に従っていた医局員が守っていたわけです。
その医局員は給与に文句も言わず異動にも文句を言わず働いているのです。それで街が守られていました。
産科休止の熊本労災病院 撤回と再開求める団体の署名活動に1.4万筆

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でもそれももう限界。医局員はいなくなり、「できないこと」がどうしても増えてきます。頼みの集約化も利益相反する企業同士が協力するはずもなく頓挫。
今はまだ産婦人科だけの話ですんでいますが前に記事にした通り小児科もこうなる傾向です。儲からない科はどんどんひとがいなくなります。
結局全てはお金だと思うんですよね。産科小児科なんて一番大事なものにお金を出さないこの国にやはり未来はないんでしょう。高齢者の延命には無限のお金が投入される一方でこれなんですから。
理想論を言えば国がすべての病院を管理して、小児科や産科など必要なところには多額の診療報酬を準備すればそれに応じて医者は順応していきます。インフラという割に自由が認められすぎているのがこの国の医療のおかしなところですね。そのうち規制が厳しくなるのは間違いありません。そうなったときにも強い立場でいれるのは誰なのか。よく考えて行動するしかありません。
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