これはたしかに気になっていました。リリカは線維筋痛症に対して適応がありますが、タリージェはありません。タリージェの薬剤説明のとき、リリカの副作用を低減した上位互換的な話をされましたがべつにそうでもないようです。
めまいふらつきの割合は体感としてもおなじくらいです。出る人はでますし出ない人はでません。帯状疱疹後神経痛への使用経験はありませんが、椎間板ヘルニアには効いている印象はあります(それも本来は治験されていないのですが)
神経障害性疼痛というのがすごく曖昧な概念ですよね。痛みを感じるのは神経なんだから痛いって頃は神経が傷害されているんでしょ!みたいな感じでみんな術後疼痛とかにもつかっています。さすがにそれはどうかなという気もしますが、副作用の眠気が案外使えることに最近気づきました。
腱板断裂などの夜間痛、これにリリカを飲んでもらうと夜に寝れるという人は多いようです。当然適応外ですのでテキトーに神経障害性疼痛なんて病名をいれて処方していますが・・・・
線維筋痛症の患者さんを相手することはないのでその効果は不明ですが、今後もタリージェよりもリリカをつかっていくことでしょう。
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