裁判官にもこの話は伝わっているんですね。最近いい加減医療訴訟が多すぎますし、でている情報だけだとどう考えても医療従事者に非はないのに賠償させられています。なんとかならないのでしょうか。
血圧が高いのに白内障の手術した件もそうでした。普通に考えればただの偶発症なのに賠償させられているんです。それも100万円も。100万円の利益を稼ぐのに白内障の件数がどれくらい必要で、それにともなう一般的な合併症の発症率を加味してそれがきまっているならまだしも、お気持ちで100万円というのはひどすぎます。それを払ってしまうのが利益なんて関係ない公立病院で、その判例が残ってしまうのは問題です。
ERCP後膵炎も膵炎になって正しい対応をしているのにその後持病が悪化して死んでこの賠償額です。こうなってしまうとやはりもう高齢者は治療しないのが正しいということになりますね。だって何をしても100%死ぬのが人間なのに不利な条件の人を安価で引き受けてもこうなるだけです。安すぎるのです。1件あたり1億くらいの収益があるならこの賠償を払っても成り立つのかもしれません。実際は100万くらいですし人件費や機械代などを加味すれば利益なんて数万円とおもわれます。それを数こなしてなんとか利益出しているのに合併症が起きたら2000万円の罰金・・・ならやりませんよね。
むしろ国はやめてほしいのになぜ医者がやるのか疑問視しているのかもしれません。我々とすればやらなければやらないで訴えられる可能性があると考えているのですが、実はそうではないのでしょうか?「私達の技術では治療できません。緩和医療をします」と説明してその後死亡。やっぱり治療の可能性があったのに転院の義務を怠った。賠償2000万円。なんてことが普通に想像できるのですが・・・
いい加減高齢者医療での寿命をしっかり決めてもらわないとこの業界が本当に終わってしまうと感じます。どうしたらいいんですかね?もう辞めちゃう?
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