Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study - Nutrition Journal
Background The association between stroke and nutrition has recently been investigated. However, the...
Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study
日本における各都道府県のラーメン店の数と脳卒中死亡率の関連性を調べた生態学的研究
- ラーメン店の数が多い都道府県ほど、男女ともに脳卒中死亡率が高い正の相関がみられた。一方、ファストフード店、フランス・イタリア料理店、うどん・そば店の数と脳卒中死亡率に相関はなかった。
- ラーメン店の数と急性心筋梗塞の死亡率には相関がみられなかった。
- 東北地方、特に日本海側の地域や北関東、南九州で脳卒中死亡率が高く、これはラーメン店の分布とおおむね一致していた。一方、近畿や南関東では脳卒中死亡率とラーメン店数が共に少なかった。
具体的には、脳卒中死亡率が高い都道府県として、次のような地域が挙げられています:
- 東北地方、特に日本海側の地域(青森県、秋田県、山形県など)
- 北関東地方(栃木県、群馬県など)
- 南九州地方(宮崎県、鹿児島県など)
これらの地域では、ラーメン店の数も多いことが示されています。一方、近畿地方(大阪府、京都府など)や南関東地方(東京都、神奈川県など)では、脳卒中死亡率が低く、同時にラーメン店の数も少ないことが報告されています。
以上から、日本の各都道府県におけるラーメン店の数は、脳卒中死亡率と有意な相関があると結論づけています。ラーメンに多く含まれる炭水化物や塩分が、脳卒中のリスクを高めている可能性があると考察しています。ただし、ラーメンの摂取と脳卒中の直接の因果関係については今後の研究が必要としています。
AIによる要約でした。まぁ交絡因子はいくらでもあります。ラーメン屋が出店してから脳卒中死亡率が上がったのかなども検討しようがないですしね。でも塩分と脳卒中の関係は長らく言われていますし、
●イギリスの減塩の成果と健康効果
減塩の成果
・10年間で食パンの食塩濃度は約20パーセント低下。
・イギリス人成人の食塩摂取量は1日あたり約15パーセント減少。健康効果
https://www.kateigaho.com/article/detail/176022
・2003年からの9年間で、イギリス人成人の最高血圧が3mm Hg(約2パーセント)低下。
・心筋梗塞と脳卒中の死亡率はともに40パーセント低下。
イギリスでもこんな効果があったそうです。減塩で美味しくないものを食べ続けるのも人生それでいいのかという気がしますが、ある程度は長生きしたいですよね。
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