Minocycline-induced black bone disease 

医療

感染の講義で聞いた内容のメモ

black bone diseaseという骨が黒く色素沈着する病気。ミノマイシンを長期内服しているとなるらしい。

皮膚への色素沈着は有名でぐぐると画像がでてくる。歯への色素沈着も有名ですね。

骨でも同様のことがおこる。感染のときに長期投与されるわけで、血行があるから薬がいって色素沈着しているわけなので再手術時に腐骨と思わないように。

セメックス:重合熱がでにくいセメント。熱くなりすぎると抗菌活性が減るので感染でスペーサーとして使うときはこれを使うべき。

リフォバシン:ゲンタマイシンが混じっている。

インジゴカルミンで染色すると再手術時にセメントか骨がわかりやすい。:3mlくらいいれる

40gに対して抗菌薬は0.5-1gいれる。バンコマイシンはグラム陽性菌に対して、ゲンタマイシンはグラム陰性菌に対して使うが、ゲンタマイシンは濃度があがればなんにでも効くらしい。

骨折の感染はmasqulet法が全盛期ですね。骨延長が20cmでもできてしまうのは驚異的です。しかし治療期間は1-2年かかるのは考えもの。なるべく感染はしてほしくないものです。

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