朗報:インチキクリニックについに鉄槌が下る

医療

ついに来たかという印象です。いままで問題にならなかったのがむしろおかしいとも思えますがついに鉄槌が下るのでしょうか。これから訴訟が始まるようです。藁にも縋る思いでこの医師を頼ったその人や家族にとっては許せないことでしょう。

でも何が正しくて何が正しくないのかを決めるのは非常に難しいです。風邪と診断してロキソニンを処方するのですら本当にそれが風邪なのか、インフルエンザなのか、コロナなのかなど診断は難しいですし、治療もそれが正しいのかわかりません。真に正しい診断と治療というのはあとから検証不能なことも多いです。その時の情報だけで判断するしかないのですから。

同様にいま正しい治療でないエクソソームなども将来エビデンスが出る可能性があります。

コンドロイチンやグルコサミンを売っている会社も「膝の痛みが改善するわけではありません」と言って訴訟を回避しています。今回問題になっている自費診療がどのように説明しているのかわかりませんが、言葉巧みにこれを防いでいるなら難しい可能性があります。

でも普通の医療者ならこれを許せないのは当然です。どうにかいいところで決着がつくことを祈ります。

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