6年生はマッチングに向けて最後の病院見学をしているところでしょうか。
5年生も早い人は夏に病院見学を始めるかと思います。
病院見学はメールを送るところからスタートすることが多いですが、ここからすでに勝負は始まっています。
入職してから気づいた病院見学で気をつけるポイントを挙げてみます
メールから戦いは始まっている!
病院見学の際はまずメールを送るところから始まると思います。
この場合メールは事務の方に届いて、それから各科の部長などにこの日は大丈夫ですかとアポを取ってもらい、学生に返事が行くことになります。
ここでの態度が上司に報告されている病院もあります!
事務の方へのメールも丁寧にしましょう。
メールの文面の作り方もさることながら付け加えてほしいポイントがあります。
・希望日を2つ以上いう
・妥協案を示す
などです。
メールを送るのは見学希望日の1ヶ月程度前がベストだと思います。 ただあまりに先の予定すぎると見学される側もその日はなにがあるかわからないからどうしよう?となってしまいます。1週間前はさすがにおそすぎですが2週前まではなんとかセーフだと思われます。
例
タイトル:病院見学のお願い(XX大学X年 ABCD)
XX病院 学生担当 XX様
XX大学X年のABCDと申します。
貴院での初期研修を考えており、ご連絡さし上げた次第です。
X月X日消化器内科での見学をさせていただけないかと考えております。
他にもY日、Z日でもかまいませんのでご都合の良い日に設定をお願いできないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
(簡単に書くとこのような感じです。
最後に署名を入れておきます。)
XX大学X年ABCD
TEL:00900000000
住所:CC府HH市・・・
臨床研修委員長、病院長との面談のチャンスを作ってもらう。
採用時の面談にも必ず出てくるはずです。
研修委員長のいる科を見学するのもよいです。
下っ端に媚を売っても無駄です。とはいってもその態度も見られている可能性はありますが。
服装は当然スーツ!その後は白衣かKCスタイルで
どうせ着替えるんだから普段着でいいだろうとはなりません。最初に会うのは事務の人で、まずロッカーに案内されるはずだからです。スーツで来たほうが断然印象はいいですしその事務の人との会話での印象も報告されている病院があります。着替えた後ですがスクラブは評判がよくありません。あれはあくまで手技をする人むけの服装ですので、見学の際はネクタイをしたうえで白衣を着るか、ケーシーでいるのが望ましいと思います。
初期研修医とはなす機会を作ってもらう。
初期研修医にも丁寧に挨拶します。
初期研修医からの評価がマッチング順位に関係あるところもあります。
病院に関する情報も実際に働いている研修医から聞き出すのが大事です。
研修医室があるなら案内してもらえるかと思います。
事務の人にもしっかり挨拶!
事務の人への態度が評価に含まれるところもあります。ここも当然ですが丁寧に。。。
プラスになることはありませんがマイナスになることは普通にありえます。丁寧に対応していればそれだけでいいのです。
お礼のメールを忘れずに!
見学するとたぶん名刺をもらえます。こちらは学生なので名刺をわたす必要はありませんが、しっかり受け取りそこにあるメールアドレスにお礼のメールをします。(もちろん事務の方にも)
「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。〜〜〜などとても印象深かったです。貴院での初期研修を真剣に考えていますのでよろしくお願いいたします」
簡単にかくとこんな感じになります。
なんとしてもこの病院で働きたい!という気持ちを伝えるのが大事ですのでそこは惜しまずにアピールしていきましょう!
こんな形で見学の際はメールから大事にしていってください。普通のことをやってないひとが多いので、これをやるだけで高評価になります。