これは驚きでした
当然放射線技師が撮影するものだと思っていましたが、たしかに放射線はでません。
臨床検査技師は採血もできるので看護師を雇うかわりにもなります。クリニックレベルでは採用しているところは少ないですが・・・
ただしMRI撮影の技術をもった臨床検査技師さんなんているのでしょうか?しかもそういう人はいろいろな技術を学ぼうとしている上昇志向の人なのでクリニックで採用するのは至難の業です。
さらにクリニックでは当直業務がなくなります。これはメリットでもありますが当直手当がなくなるので稼ぎたい人にとっては条件が悪いです。クリニックで採用するならそれなりの待遇が必要です。
・・・・ということでクリニックで臨床検査技師さんを雇ってMRIを撮影してもらうのは無理があります。
CT,MRIをクリニックレベルで導入するのもかなりハードルが高いですし、一度入れたらガンガン撮影しまくらなければ元は取れません。スペースも必要ですし、読影などの問題もでてきます。内科のクリニックなら健診目的にCTは導入しているところも結構あります。
MRIは誰か外についていないといけないですし、やはり放射線技師さんの採用は必須で、しかも二人はいないと回転率を挙げれません。(有給の日はMRI撮れないなどなると一気に赤字になります)
クリニックではレントゲンのみで放射線技師さんは一人体制。技師さんが休みのときは院長が気合で診療の合間に撮影というスタイルがやはりよさそうです。
先輩のクリニックは午前午後で150人くらい来るのに放射線技師さんはおらず、診療の合間に撮影していると言っていましたがそんなこと可能なのでしょうか?でも利益を考えるなら人を雇うよりも自分でやるしかありません。
千葉 無資格の技士が胸の縫合手術 調査にも虚偽説明で減給処分 | NHK
しかし一歩間違えるとこういうことになるのが怖いですね。この点医師は病院では最強です。他の資格保持者ができて、医師ができないことはまずありません。医師がいればレントゲン撮影も可能。痰の吸引などの処置も可能です。(これは医行為ではなくなったはずですが)
こうやっていつでも開業できるようにシミュレーションするのが最近楽しいです。制度をしっかり理解していきたいです。
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