https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180824_00006.html
平成29年度の医師臨床研修マッチング結果をお知らせしますについて紹介しています。
マッチングの結果が出ました。国が決めた就職制度なので、国がどうしたいかがはっきり医師として現れています。
厚生労働省が資料を出していますが、都会の研修医の定員はどんどん削られています。
一旦減ると増えることはありません。強制的に田舎に若い労働力を持っていこうとしているわけです。
初期研修を終えても後期研修で皆都会に出てきます。都会のマイナー外科の人気医局は研修医1年目から活動しないと入局すらできないのです。ここでも定員を設定されているのです。
そうでもしないと日本は自由に専門科を名乗れるので科にも偏りが出ますし地域にも偏りがでます。むしろすでに出ているでしょう。
楽な科は人数が多くより楽になり、しんどい科は人が減りよりしんどくなります。なぜなら給料が同じだからです。
いくら制限をしても人間は皆行きたい方向に流れていきます。そうなるとさらに制限が加えられての繰り返しです。
田舎に医者を増やしたいなら、しんどい科に人を増やしたいなら給料を増やすしかないでしょう。でもそうはしないわけですから、改善されることはないんでしょうね。
国が考えていることは「田舎に医者を増やしたい」「しんどい科の人数を増やしたい」です。それに逆らわないように、でも自分の意志は貫いていこう
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