勤務医の限界に挑戦している人といえばこの二人ではないでしょうか。
一人目はドクターbru。100億の借金をし不動産賃貸業を営みながら週5で当直をして家族もいるというすごい人です。本業は小児科のようですが皮膚科や整形外科も勉強しているようで、なんでもやるというのがすごいですね。
二人目はDJリョウ先生。北海道で整形外科医です。常勤先では一人部長で毎日午前は外来、午後は手術をして夜はバイト先で当直を繰り返しています。常勤先とバイト先で4500万円づつもらって9000万円ほどの収入です。
どちらのお二方もすごいです。なにがすごいかというと、その体力。休むことなく働き続けているんですね。空き時間なんて絶対につくらないという気持ち。
そして仕事に対する熱意。どんな仕事も嫌な顔せず引き受けこなす。その様子は雇っている側からしても頼もしく、この先生に任せようという気にさせます。
私は将来どうなりたいのでしょうか。
雇われとしてうまくやっていくのと、雇う側としてうまくやっていくための戦略は違います。
開業医は自分次第でもっと稼いだりすることもできますが、経営や人事、すべてのことを自分でしなければなりません。そして診療もしないといけません。経費が使える幅がありますので年収の数字自体は低くても自由に使えるお金は多いかもしれません。自分が診療しなくてもいいですが医師免許をもっているのに診療しないのももったいないですし、自分より稼げる人なら雇いたいと思うでしょう。
雇われならこの二人のように、診療に専念することができます。その価値を最大限に発揮しているとも言えます。それでこの収入ならこれが日本で勤務医をする限界と考えられます。雇う側からの厚い信頼をうけて働けるのは働く方としてもやりやすいのではないでしょうか。
開業は経営や人事はともかく、その地に貼り付けになるというのがリスクです。病気になったらおしまいですし、自分が死ぬ気で働かないといけません。
勤務医はクビになることがリスクですがここまで振り切れるとそういう可能性は低いでしょう。開業医には有給休暇という概念がなく勤務医にはあるのがメリットですが、この二人の働き方は有給休暇もない働き方です。
この二人ほど働きたいとは思いませんが、適度には忙しくしているほうが精神衛生上もよいと思っています。とはいっても週5,40時間勤務以上のことはしたくありませんのでほどほどの勤務医がやはりいいのでしょうか?でもそれだと稼げないし・・・・
うーん今後のキャリアに悩みます。
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