すごいですよね。これで大病院の方が安いなら皆大病院にかかりたいとおもうわけですよ。開業医ではたいてい1ヶ月分しか処方してくれませんし、それなのに管理料と言って高いお金をとっています。検査機器も大したものはなく、血圧計を置いて現場で測るだけだったりします。
患者側からすれば大病院にかかりたいと言ってもまずは開業医で紹介状をもってこいといわれ、紹介すらしてもらえずそこで高いお金を払わされて不便な1ヶ月処方を強いられるわけです。
国としては医療費を削減したいわけで、基本は開業医の診療費を減らす方向にしなければならないのにそうはしません。より勤務医が苦しむ方向へ社会は動いています。
前だれかが言っていましたが、「大病院は3割負担で開業医は1割負担」というのも一つの手ですがこれでは結局勤務医の負担は減りますが開業医にかかる人が増えて国民全体の医療費は減りません。
国民全体の医療費を減らすならそもそも開業自体を規制してより効率的な医療ができるところに集約すべきですが、日本医師会という開業医のロビー団体がそんなことを許すわけがありません。
開業医が大量に増えて、医療費で沈没していく国・・・どうなってしまうのでしょうか。
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