産婦人科が突然閉院!

医療

事前に連絡もなく連休明けに突然閉院になったようです。検診や出産を控えた人もいたようで、路頭に迷うことになってしまっています。

紹介状を作成するのもこれからのようで、これがなければ何もできないのにゴールデンウィーク中なにをしていたのでしょうか。資金繰りの観点でしょうかギリギリまで営業するのもどうかと思いますし、潰れたあとの対応も最悪に見えます。

加藤産婦人科医院の閉院に伴う相談先等(5月25日更新)

荒川区も把握できていないようでまわりに混乱を巻き起こしています。

分娩数の減少や原材料の高騰、電気代の上昇などたしかに経営的には厳しかったと思われます。ですがこのような状況が発生するのはそもそも自由開業性で誰でもこういう医院を作れてしまうからだと思います。

産科なんて国を運営する上でかならず必要なものでしかも緊急で対処が必要なことも多く高度に公共性があると思われることです。赤字なので、という理由で突然倒産が許されるような事業じゃないと思うんですよね。

広い意味では医療なんてすべて公営でいいと思います。社会保険料を使うわけだからそれを一個人が営利目的でたくさん集めてしまうのはおかしいです(産科は自費ですが)。医療法人はすでに自分の持分を持つことを許されていませんが最近のムーブとしては一般社団法人として開設して社会保険料をチューチューするスキームが流行っています。

コロナ初期でもコロナを見ないほうが利益になるとのことで多くの医院が当初診療に不参加でした。その後おおきな加算が設定され逆にみなコロナ診療をやり始めたということもありました。

もうこのシステムは破綻がちかいとおもいます。国がなにか対策をとらないのでしょうか?

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