ついに承認されてしまいました。認知症の進行を遅らせるだけの薬です。
年間380万円かかりますがこれが14万円で使用できて、残りの366万円ほどは現役世代が負担します。これで認知症が治るならいいですが、実際は進行を遅らせるだけであり現状からよくなることはありません。
ちなみに結構副作用もあります
薬を使った人の12・6%に脳内の浮腫、17・3%に微小出血が報告されるなど副作用も確認された
ちょっとでも症状あったらCT撮って出血が見つかったら入院になったりするわけですし、医療費はさらに膨らみます。さらに認知機能低下したりしないのかという不安もあります。
そして一番効果があってほしい若年性アルツハイマー病には治験が行われていないというのも、評価するのが難しいですね。
これから内科外来は大変なことになるでしょう。ちょっとでも良くなって欲しい、そして治ると勘違いした家族に認知症患者が連れて来られて、しゃーなしにアルツハイマー型認知症と保険病名がつけられてこの薬が大量に投与されることになります。
不妊治療では効果が見込めないからという理由で43歳以上は保険適応外になります。その判断ができるのに高齢者医療で、「〇〇歳以上は効果が見込めないから」という理由で保険適応外になる病気を見たことがありません。どこまでも高齢者にお金をつぎ込んで、その成果で海外から外貨を稼げるならまだしも国内の需要を食いつぶしているだけなのでゆくゆくは滅びるのがこの国です。
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