コロナの抗原検査がでてきてから検査キットを市販しろという声は多くありました。たしかに患者からしたら病院にいかず検査できて便利です。ですがやはりデメリットのほうが大きいと私は思います。
理由はたくさんありますが・・・・
正しく検査できない
抗原検査キットは鼻腔の検査が一般的です。鼻腔の奥まで綿棒を突っ込むのは自分ではまずできません。だれかにやってもらわないといけませんしそれでくしゃみなどされたら検査した人も感染してしまうことになります。下の画像くらい突っ込まなければいけません。
検査結果を正しく解釈できない
はっきりくっきり陽性とでれば問題ありません。問題なのは下の写真のような状況
大半の人はこれは陰性だと判断しますが、陽性です。うっすらでも線がでれば陽性なのです。
検査がちゃんとできていないかつこれを見逃してしまうことで陽性の人が陰性と勘違いして他の人に移す可能性が高くなります。
検査キットを売買する可能性
そして次にこれです。妊娠検査キットでも問題になっていましたが、陽性とでた検査キットはなにかと役に立ちます。これをもって医者にいき、高い薬を処方してもらう。それを転売すれば一儲けできてしまうのですね。
いまは10万円するようなコロナの薬がタダです。これが手に入るならと暗躍する人がやはりいるようです。そんなにうまいこと転売できるのでしょうか?
そして診断書を乱発することもできてしまいます。コロナになれば会社を1週間休めて給料もそのままでるというところは結構あるとききます。一年間に2回程度なら感染してもまったくおかしくないので体は元気だけどコロナということにしようという人はいるはずです。
医療がもっと身近になればみんな健康にすごせるようになるとは思うのですが、悪用する人のためにどれだけまともな人の利用を制限するかは悩みどころですね。
薬の転売はマイナンバーカードの義務化などで対応できそうですし、早くしてほしいですね。
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