ファストドクター、ついに終わりか?

医療

ファストドクターは夜間に家まで来てくれて診察してくれるありがたいサービスと思われがちですが医師からはそう思われていません。受診料が無料になる小児にターゲットをあてて無理やり夜間に診療時間をずらしたり、往診が必要な症状でなくても往診が必要だったとカルテに自動的に書かれるシステムで公金搾取をしている、さらに小児対象なのに小児科を全く勉強したことのない整形外科医などがバイトしていることも多く、診療技術にも問題があります。「不適切な救急利用を減らす」というのが命題のようで、たしかにそれはできているのかもしれませんが結局なにも解決せず後日受診をと言っているのが原状で、公金を使った事業としては不適切としか言いようがありません。

一度往診すると3万~5万円になるんですよね。事務員や車の経費などはかかりますが、数件往診するだけでかなりの収入になります。検査なんてインフルエンザコロナの抗原検査くらいしかできませんし、血液検査、画像検査ができなくて診断がつく病気なんてかなり限られています。

それで子供の医療費が無料の自治体だけでかなり往診件数が増えていました。コロナで医療体制が整わず受診すらこんなんであったときならいざしらず、今はどこでも検査はできます。今回ベースの950点が300点に減少となり、6500円の減収になります。他にも加算があるのでこれだけではないですが、これで少しは不適切な往診がなくなってくれることを期待します。

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