神経障害性疼痛に用いられる薬としてリリカ、タリージェが有名ですが似ているようで実は違います。リリカはもう10年経ってジェネリックも出ていますね。
似ているようで実は違う。まず適応。
リリカは神経障害性疼痛に加えて線維筋痛症に適応があります。タリージェは神経障害性疼痛にしか適応はありません。
次に容量。リリカ何mgがタリージェ何mgに相当するかはどこにも明記されていません。開始量としてはリリカが150mgを2回にわけて。タリージェが10mgを2回にわけてになります。
最大量はリリカが1日600mg。タリージェが30mgです。
ですので最初の皮膚科医さんのツイートは比較するものがすこしおかしいような気もします。リリカの初期量とタリージェの初期量ならたしかに副作用は少ないですね。
どちらを使うかは悩ましいところです。リリカでもなにも副作用ない人もいますし、そうなると値段が安いリリカを勧めたくなります。
リリカは150mgならジェネリックで50円程度。タリージェなら10mgで120円程度になります。
やすいのはいいのですが最近ジェネリックで不祥事も多いので結局先発になるとそんなに差はでません。結局今のところはリリカで副作用がでたらタリージェも試してみる?というような勧め方をしています。そう言ったら最初からそれ使ってくれたらよかったのに!ともよく言われるんですけどね・・・
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