豚の心臓やっぱりダメか

医療

ブタからの心臓移植、2例目の患者が死亡 術後6週間 米

移植手術後の経過は順調で、理学療法を受けたり、家族とともに過ごしたりした。医師団は術後1カ月の時点で、心臓が問題なく機能していると確信し、機能を助けるための投薬を中止していた。グリフィス博士は当時、感染症や拒絶反応はみられないと述べていた。医師らはフォーセットさんの免疫系を抑制して拒絶反応を防ぐため、実験的な抗体治療を試みた。しかし、拒絶反応は人間からの臓器移植でも最大の課題だと、同センターは指摘する。ブタからの心臓移植手術は2例目。メリーランド大学では2022年1月、57歳の男性が世界初の手術を受けたが、2カ月後に死亡した。死因は複数の要因による心不全とされ、当初検出されなかったブタのウイルスの痕跡も報告された

https://news.livedoor.com/article/detail/25276888/

うーん1ヶ月半で死亡となるとなかなか厳しいですね。

最初の人も2ヶ月でした。

世界初のブタ心臓移植を受けた男性が死亡、術後2カ月 アメリカ

https://www.bbc.com/japanese/60686479

どちらも移植直後の拒絶反応が起きていないから見込みはあると医師らは感じているのでしょうか。

遺伝子組換えの豚とはいえさすがに人間とは違います。人間同士でも拒絶反応がでるのにましてや他の動物です。

それでも1ヶ月以上動いていたというのは衝撃です。他の臓器とは違い心臓は動かなくなったらすぐにアウトな臓器ですから。

これができるようになれば臓器売買なども一気に廃れますし、さらに人間は長生きできるようになってしまいます。そのうちiPS細胞で臓器をつくれるようになって(30年くらい先だと思いますが)脳以外の臓器は取り替え可能に!なんてことになったら恐ろしい世界になりそうです。

どちみち人間は脳を電脳化して生きていくのでは、と私は思ったりしています。でもそれはまだ100年でも無理そうです。私が死ぬまでに科学がどこまで発展できるか楽しみです。

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