興味深いグラフです。バブル崩壊後の1990年あたりから偏差値が公立も私立も急上昇しています。とくに私立は1987年からの推移がすごいことになっていますね。2008年にピークを付けてその後は高止まりといった状況。いま60歳くらいの医師はそんなに偏差値高い時代ではないのでエビデンスとか理解できない医者もおおいです。
医療を取り巻く環境は悪くなる一方。感のいい高校生は医者よりもIT系の技術者になったほうが給料がいいと気づいています。
いまや東大理科1類より偏差値が高いのは大阪大学、京都大学、東京大学くらいになってしまいました。
これから医者の給料はさがるのでしょうか?そうはならないと考えます。なぜなら医者は保険診療のなかで唯一といっていいほど診療報酬を稼げる人間です。医者がいないと始まらないのです。ここにお金を出さないのは意味がわかりません。減るのは看護師や事務などその周辺でしょう。
そして診療報酬が減りすぎれば保険診療をやらなければいいだけです。これからは「保険適応だけど自費でやる」という治療が増えてくるでしょう。なんだかんだ医者としての地位給与は保たれていくのではないでしょうか。医学部人気もいったんは終焉しますが、そこそこの上位で推移すると・・・
今のはやりは情報系でそのあとは宇宙関連ということで工学系がくるんじゃないでしょうか?勝手な想像です。
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