有名な格言ですよね。コスパばかり求めていると足をすくわれることがおおいです。一方で買わない理由が値段ならそれは本当に必要である可能性が高いのに値段が理由で諦めているので買ったほうがいいというものです。
これは中古として流通するときも同じです。
皆がほしい!と思うときに値段が安くてほしい!なのか、高いけどほしい!となっているのかで中古時の動きも違います。
例えばマンションの晴海フラッグは駅遠が故に激安で売っていますがそれはデメリットを打ち消すほどのやすさがあるからです。高くなってしまうとデメリットが浮き出てしまい選ばれません。結局売るときもやすさが取り柄になってしまいます。
逆にうめきた2期のマンションのように高くてもほしい!となっているマンションもあります。この場合、値段さえ許せば買いたい人がたくさんいるわけで、中古になって売る側も安心です。
マンションで例えましたがこれは人間も一緒だと思うんですよね。雇う理由が値段なら雇うな。雇わない理由が値段なら雇え。
クリニック経営者目線ですが、めんどうな仕事を自分で抱え込むくらいなら人を雇ってやってもらうのが大事です。それにコストが掛かるとしてもそれ以上のメリットがあるでしょう。でも低賃金の人材がいるからといって雇うのはよくありません。失礼ですが事務などはそれなりの需要供給バランスで成り立っています。だからといって採用してやってもらってもあまりメリットは多くなく、収益も生み出しません。
逆に医者は5万円かけて雇っても収益を生み出しますし、(頑張り次第ですが)病院にとって利益をもたらします。この按分をミスすると経営が成り立たなくなるので難しいですよね。
でもやっぱりモノと人は別。ものを買うときの目線の方が大事ですかね
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