訴訟社会

医療

2019年に広島県在住の公立小2年の男児(8)=当時=がインフルエンザに感染し、全身性炎症反応症候群と脳ヘルニアを発症して死亡したのは、校内で感染が広がっていたインフルに起因するとして男児の50代の両親が日本スポーツ振興センター(東京)に死亡見舞金3千万円の支払いを求めて広島地裁に提訴した。同地裁で21日、第1回口頭弁論があり、センター側は請求棄却を求めた。  訴状などによると、男児は白血病などの既往歴があり、特別支援学級に通っていた。19年9月に発熱し、インフルと診断された。翌10月、インフル感染を原因とする脳ヘルニアなどで死亡。両親は22年8月、同センターに死亡見舞金3千万円を請求したが、23年1月に「学校の管理下における感染と認めることができない」などとして不支給決定が出された。  両親は、男児について1~3日の潜伏期間は自宅と学校、デイサービス施設でしか過ごしておらず、学校以外での感染はあり得ないと主張。この日の意見陳述で、母親は「小学校での感染で尊い命が失われたと認めてほしい。息子のような子どもたちが安心して小学校に通えるよう改善されてほしい」と訴えた。  センター側は答弁書で、男児の事例に関し、支給の対象となる典型的なケースにも特殊なケースにも当てはまらないなどとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c10fdd51860cb097f92d8f99d5951706933b4757

無茶苦茶な訴訟ですね。まだ判決が出たわけではなく、裁判を始めた段階なのでなんとも言えませんがもし仮に両親の主張が認められたら今後この支援学校はこのような障害のある児童を預かることはやめるでしょう。だって感染を防ぐことなんて無理なんですから。しかもこれがおこったのはコロナ前の時代の話。コロナ禍でマスクに検温して隔離してそれでもダメだったのに、その以前の時代の感染管理で怒られるのは釈然としません。でも家族もコロナ禍を通じて正しい感染対策を学んだからこういう訴訟を起こしたんだと思います。

おそらくこれが認められることはないでしょう、と思いたいですが最近の司法は何を言い出すかわかりません。認められたらすべての学校が崩壊するほどのインパクトです。医療機関はリスクが高くても認知症高齢者を病院にいれなければ収益があがらないのでいくら裁判で叩かれようと同じことを続けますが、学校はやめればしまいです。受け入れ先がなくて困るのは次世代の似たような人たち。

病院でも感染対策が理由にこのような裁判はおこっているのでしょう。だからこそ意味がないような過剰な感染対策をし続けないといけません。

理不尽な一部の異常者と裁判官によってこの国は破壊され続けます。

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