不動産っていいですよね。なんか持っているだけでお金もちになった気になりますし、それで家賃収入を得て大家さんだとかになればなおさら優越感があります。
株と比べての不動産の優位性はレバレッジが効くことです。手元資金が数百万でも数千万円の物件を買えるなら、同じ５％の利益を得られるとしても効率がいいですね。
しかしリスクもあります。なにせ手数料が高い。買うときも売るときも基本３％の仲介手数料が取られ、さらには客付け、修繕など保有中にもコストがかさみがちです。それらをすべて計算に入れて事業をしなければいけません。ですから不動産業者は自分で保有することはめったにせず、他人に押し付けるんですね。
これ、例えば仲介手数料の上限が１％になったらどうなるんでしょうか？売買は活発になる気がしますがそれで不動産の価格が変わるとは思えません。不動産業者の仕事は増えますが収入が増えない。むしろ手を抜くはずです。そうしないと利益がないわけですし。
逆に手数料が５％になったらより不動産は値段が上がるんじゃないでしょうか？所持するにも手放すにもコストがかかるならずっと手放さない人が多いはずです。そうなると不動産の値段は上がる？
まぁこのあたりは固定資産税とか減価償却とかも関わってくるので考えるだけで無駄かもしれません。常に３％の手数料を織り込んでいるのがいまの不動産の価格ということです。
私は今のところ不動産は自宅所有のみです。これなら住宅ローン控除も使えますし自分がローンを返し続けるだけなので最もリスクが低いです。投資は株で十分。稼ぐのは本業で。このスタンスで頑張っていきます。
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