毎年毎年過去最多を更新しています。わたしたちのときは8000人くらいだったイメージなんですが、増えすぎですよね・・・
でも実際増えているのは女性医師であったり外科医以外です。国が欲しているのがどんな医者かはわかりません。訪問診療体制を増やしたりしているところからは総合診療というか家庭医を増やしたいのかなという気もします。少なくとも外科医を増やそうとは思っていないようなのでこれでいいのでしょうか?
これから若年人口がさらに減って、医学部の定員がこのままなら同学年の人口が80万人なのにそのうち1万人が医者になるとかいうおかしな時代がでてきます。だっていまの40代の医師は1学年が150-200万人いて医者になっていたのは7000人とかだったわけですし。
さらに国民皆保険制度の動向にも注意が必要です。これがあるからこそ今の医者の需要が惹起されているのです。皆保険がなくなって看取りが増えればこんなに医者はいらないのです。そのための家庭医増加なのかもしれませんが。
医学の進歩とともに、このままのことを進めるなら医者の数はふやさないとたりないでしょう。このままのことを辞めるなら、やめざるを得ない状況になれば医者は余るでしょう。
そうなったときに、生き残るのは皆可能ですが同じ収入を得られるかはわかりません。働き方改革もありますが形骸化する予感しかしていません。どのポジションで医者をやっていくのかは悩ましいところです。
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