これは必須のテクニックです。私も誰かにこれを教わってやり始めた記憶があります。
患者さんと私達では歴然とした医学知識の差があります。患者からすればレントゲンで白く映っているものが骨とも認識していません。なおさら右左も反対になっているのでわかりにくいわけです。
例えば腰のレントゲンならまず正面を説明しますがそこの映っている棒みたいなものが腰の骨ともわかっていないのです。それをわからない状態で説明されても「え、右が痛いのに左の説明されてる・・・」となりもはや説明は頭に入ってきません。
側面の画像なんて更に複雑です。そこで最初にこちらがお腹でこちらが背中で・・・と説明することで、それだけで納得感が高まります。
3DCTはわかりやすいですね。骨折の画像をくるくる回しているだけで全部納得してもらえているように思います。ただ患者さんからすれば「腕の骨って2本あるの?!」とかそんな感じなので注意が必要です。自分でいうとここがこうというように説明していくとわかりやすいですね。
説明といえばすべての医療行為の値段を説明しながらやっていく先生もいました。これもわかりやすいですね。注射にしろMRIなど画像検査に何円かかるか提示されずにやるかやらないか相談するのはおかしいと思います。私も日々事あるごとに点数をしらべて覚えていっています。大事ですよね
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