ペットのウサギが手術中に死ぬ、動物病院側に賠償命令…リスク説明が不十分と認定「絶望感察するに余りある」
ペットのウサギが手術中に死ぬ、動物病院側に賠償命令…リスク説明が不十分と認定「絶望感察するに余りある」
【読売新聞】 不必要な手術でペットのウサギが死んだとして、奈良市に住む飼い主の50歳代の夫婦が、京都府精華町にある動物病院の運営会社と獣医師に計660万円の損害賠償を求めた訴訟があり、京都地裁は病院側...
中山裁判官は判決で、獣医師はほかの治療法も選択できたのに、危険性を説明せずに手術を勧めたと指摘。病院側に説明義務違反があったと認定した上で、「夫婦は今も深い悲しみを背負い続けている」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240405-OYT1T50109/
むちゃくちゃですよね。手術の提案をして同意したから手術して、それで悪いことになったから裁判って。それをあとから別の方法があったとして医者でもない裁判官から指摘されるとは。結局賠償は66万円と請求の1割にはなっていますが、0円でないとおかしな話です。
百歩譲ってリスクの説明が不十分だったのであればその部分は責められるべきですが、じゃあ例えばリスクを説明してこの夫婦が手術に同意せず、十分な治療効果が得られず死亡という結果になったらそれはそれで訴えられていたでしょう「手術しなければ死亡する可能性もあったのに手術を積極的に勧めなかった」とか言ってくるんです。
結局この手のクレーマーは何をしてもだめで結果しかみません。このようなトラブルを避けるためにできることは同意書に山盛り記載しておくこと、それしかないでしょう。もしくは臨床をやめる?それでもいいですが、じゃあどうやって生きていくのかということになりますしね・・・
まぁこの件は他の医師も保存でいけたんじゃね?という意見を出していたり、執刀経験のない手術だったということはあるようです。
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