どうやって人員を減らすか。経営者目線で

医療

これは素晴らしい人材整理ですね。さすがイーロン・マスク、というかアメリカはこれが可能なのが強いのでしょう。

依願退職にすると優秀層がぬけて、下の層を強制的に解雇すると中間層が解雇におびえて士気を失うと。

これはまさに医局だと思いました。教授が変わって医局の人事が動くとき、論文などの成果がないものは強制的に異動になったのです。それを見て中堅層は未来がないと判断して大幅に離脱。依願退職という制度はもともとないですが、臨床を頑張っていた優秀層もそれをみて離脱・・・残ったのは論文ばかり書いている臨床が下手な人だけです。

なにもしらない新入局員は新しい未来にワクワクして入ってきました。ですが教えられる人がいません。

この組織を立て直すには一度崩壊するしかないですね。というよりこの組織に所属していても給与に差がつかないことなどが不満の原因でしょう。いくら論文を頑張ろうが臨床を頑張ろうが給与は同じどころか下手すると逆転現象もあります。得られるのは大病院の部長という肩書くらい。定年後もポストがあったりと最終的な年収はこういう人たちが高くなる可能性はあります

ですがそこまで生きていれるかはわかりません。今頑張れば将来楽できるから・・・と今までずっと頑張ってきた人がほとんど。もうそろそろ、一休みしてもいいのでは?

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