働き方改革:心カテの助手は放射線技師だけでなく臨床検査技師、臨床工学技士も!

医療

タスクシフトが進んでいます。今度は心カテの助手に検査技師ですか。医師の働き方改革という名の下でいろいろな業務が多職種にシフトしています。ですがこの流れで本当に働き方はよくなるのでしょうか?私はおもいません。これがOKになると医師一人でコントロールできる患者がさらに増えてしまいます。医者一人いればできてしまうというのは問題で、一人部長みたいなことになりかねないんですよね。しかもこれをやりたがる検査技師はいるのでしょうか?追加で手当をもらわなければそうそうやりたい人はいないはずです。

麻酔科で麻酔看護師という概念がありますが、これも普及はしていないわけです。導入している病院を知っていますが、麻酔科の医師が楽できるかというと麻酔科が3人いてできる仕事を一人でやらないといけないかつ責任ももたないといけないので大変そうです。かといって給料が上がるわけでもないのです。

医師不足とはいいますが結局病院が多すぎるのが問題です。そのそれぞれの病院にバラけている医師を集めて2000床規模の超大規模病院を地域にドンと一つ作るのがやはり理想ではないでしょうか。でも民営の病院がある以上は無理でしょうね・・・あとポストが足りなくなる問題もあるのでこれが推し進められることはあっても超地方のみでしょう。

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