勝俣範之先生は余命宣告は3割程度しか当たらないのでやめてほしいと言っているそうです。たしかに余命3ヶ月と言われて1年以上生きている人は見ますし未来予測なんてのは不可能だと思います。大腸がんの5年生存率も個々の患者の状態がかなり影響すると思うのでステージ4だから何年なんてことはないですよね。90歳で見つかったら1年以内に死亡している確率も高いわけですし。
でも患者としても他の科の医者としても一つの目安は示してほしいものではないのでしょうか。
余命5年ですという診断はかなり当てにならない印象ですが余命3ヶ月はかなり迫ってきている状態です。ここから持ち直すことはあまり考えにくいので、3ヶ月も持たずに亡くなられることも多いです。
ということで整形外科だと余命3ヶ月以内なら手術しないことがおおいですよね。
また患者もいつ死ぬかわからなくてもある程度目安は教えてほしいものです。今すぐにではないけど1年は無理とかそれくらいのスパンでいいから教えてほしい。医学的に正しくないのはわかっているし、間違ってても攻めたりしないからさ。というイメージでしょう。
医学的に正しいことを追求するあまり患者に寄り添えない医師が多いように感じます。勝俣先生はそうではない人のはずで、当たらないことをわかった上で伝えようというスタンスならいいのではないかと思いました。
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