プロ野球選手には黄色靭帯骨化症が多い

医療

阪神・湯浅が手術「胸椎黄色靭帯骨化症」とは…投手に症例、復帰できても完全復活には壁

プロ野球選手って結構OYLの人いるよなと思ったらそういうデータがちゃんとあるようです。

とくにピッチャーで、回旋ストレスがかかることで発症してしまうと報告されています。

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アスリートにおける黄色靭帯骨化症ー野球選手を中心にー

加藤 欽志ら 関節外科 Vol35 NO,5 2016より

Thoracic myelopathy due to ossification of the yellow ligament in young baseball pitchers - PubMed
Patients had no other factors influencing the development of OYL and the lesions were localized at t...

投手は体幹を高速回旋させる必要があり、脊柱に大きな回転ストレスがかかる。胸腰椎移行部は自由に回旋できる唯一の部位であるため 、ストレスを避けることができず、椎間関節の肥大や OYLを引き起こす可能性があると報告してます。

結構予後不良、といいますか普通の人なら切除で終了、神経症状も回復すればそれでOKですがやはり野球選手は投げたりに支障がでてしまうようで、厳しいですね。

アキレス腱断裂も一般人なら保存療法でわりといい成績ですがアスリートなら手術することがおおいです。でもこれでスポーツ復帰できるかというと難しいことはやはり多い。

体って壊してしまうと元には戻れません。整形外科だけでなく内科でもコロナで後遺症になっている例もありますし、やっぱりならないに越したことはないですね

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