フードデリバリーは低所得層ほど利用率が高い

医療

非常に謎だと思っていたのですがなるほどと思った理由はこれ。

Social inequalities in the use of online food delivery services and associations with weight status: cross-sectional analysis of survey and consumer data
Background Little is known about who uses online food delivery services and how use of these service...

この論文が元のようですがここではこう書かれています。

  1. オンライン食料品配達サービスの利用:
  • 高所得世帯の方が利用する傾向が高かった。
  • 社会階級との関連は見られなかった。
  1. テイクアウト食品デリバリーアプリの利用:
  • 低い社会階級の世帯ほど利用する傾向が高かった。
  • 所得との関連は見られなかった。
  1. 体重との関連:
  • テイクアウト食品デリバリーアプリの利用は肥満のリスクと関連していた。
  • オンライン食料品配達サービスの利用と体重との関連は見られなかった。

結局なぜそうなるのは触れていません。論文では、テイクアウト食品の購入が「文化や社会集団とリンクしている可能性がある」と述べている程度です。

社会的地位が低い人は普段召使のように使われているが故に自分がこの立場になるにはフードデリバリーのようなサービスを利用せざるを得ないのでしょうか。憶測でしかないですが有り得る話とも思えますし、当てつけのようにも聞こえます。お金持ちの人は安い素材を買って自分で調理、お金のない人は高い出来上がり品を買う。奇妙な現象でした。

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