初期研修医の田舎勤務義務に!

医療

都市部の病院に採用された臨床研修医、地方で一定期間働く仕組み導入へ…集中防ぐ狙い

厚生労働省は2026年度から、医師が多い都市部の病院に採用された臨床研修医が、医師が少ない地方で一定期間働く仕組みを導入する方針を決めた。東京、大阪、京都、岡山、福岡の5都府県から年間130人以上が参加することを見込む。医師が都市部に集中し、地方で不足する偏在の是正につなげるのが狙いだ。

 免許を取得した医師は、内科や外科、救急などの臨床研修を2年間受けることが義務づけられており、各都道府県が指定する病院に採用される。研修医が都市部に集中するのを防ぐため、都道府県別に募集定員に上限が設けられている。

 新たな仕組みで派遣先となるのは、医師が少ない青森、岩手、秋田、山形、福島、茨城、群馬、新潟、長野、岐阜、三重、山口、宮崎の13県など。対象は原則として臨床研修の2年目で、期間は半年以上とする。医師本人の希望に基づき、参加できるようにする。

さすが厚生労働省の考えることはむちゃくちゃです。これでまた田舎=悪いところというイメージができてしまうでしょう。そうなれば希望して田舎にいようとする人が減ってしまいます。どうせ半年間田舎にいくなら1.5年は都会にいてみようかな?なんて人も出てきかねません。

そもそも最近は専攻医のシーリング制度で都会にいなければ情報戦に負けてしまいます。数年で状況は変わっていくので最新の情報でないと意味がありません。

そもそも都会の研修医はかなり減ってきています。これでもまだ都会に多いのでしょうか?田舎にすくなすぎる?医師国家試験合格者は増え続けていますが医者にならない人も多くなっているでしょう。

国はなんとかして田舎に医者をいかせたいわけですが、なぜかその対象は若者です。もう子育てが終わった5-60代の医師ではダメなんでしょうか?そうなると現地の医師との実力差や待遇面でまたややこしくなる?いつも犠牲になるのは若者なんですよね・・・

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