ついに医師過剰地域の診療報酬削減か

医療

まぁ当たり前のことをやってきますよね。国は医療費を削減したい。都会に医者が集中しているのは事実なので、都会で医者をやっても儲からないようにしようというのが魂胆のようです。

いままで開業でもなんでも自由すぎたのがおかしい気もします。インフラである医師を自由にさせると地方のインフラが崩壊します。でも東京電力と北海道電力も資本主義の自由競争でうまくやっているので医療も同じことができると思うのですが、違いますかね?

おかしいのは医療のほぼすべてが保険診療で国から割引サービスを受けれる点ではないでしょうか。いい加減混合診療を解禁するべきです。例えば虫垂炎の治療はどう考えても保険診療であるべきですし、逆に認知症の治療?というほどのこともしていないドナネマブ、レカネマブは自由診療の範疇でしょう。

こんな状況で診療報酬だけを下げるなんてのは悪手でしょう。足りているか足りていないかを決めるのはだれなんでしょうか。ある地域では整形外科医が足りないから大腿切断を形成外科医がやる、なんてところもありますし、泌尿器科医がいないから内科医が尿路感染を見たり、脳梗塞を脳外科医がみる地域もあります。その中でどの地域が過剰でどの地域が不足か判断することは非常に困難だと思われます。結局これも実現しないでしょう。

実現可能性があるとすれば開業規制ではないでしょうか。医師免許取得後20年経たないと保険診療が認められません。なんてことはありえます。次に専門医との点数差もありえるでしょうか。結局何をしようと皆うまく立ち回るので現場を混乱させるだけで終わると思いますが・・・アンテナは貼っておくべきですね。

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