黒字病院も赤字病院も医療部分は赤字なんですね。どこで差がついたかというと健診部分。普段売上を出すのは医者だ!と言っている人からすれば苦しい状況なんですね。健診にも医者は関与しますが大部分はコメディカルがやってしまいます。心電図を取ったり血液検査したりは看護師や検査技師がやるわけで、最後に解釈する医者は必要ですがそれくらいでしょうか。あとは内視鏡とかも医者が関与しますが。
健診は企業健診でパイが決まっているようなものですので客の取り合いなんでしょうか?とある病院は市の健診を一手に引き受けているのでそこから保険診療にもつながったりしていますし、うまいこと回している病院はこういうところがうまいのでしょう。
市立病院はこういう営業活動をやっていない気がします。そんな部署がないと。
しかし保険診療の点数は絶妙なラインで決められているんですね。医療機関を生かさず殺さずのラインで存続させるための診療報酬が今のラインなのでしょう。医者の給料を減らせばまだまだ診療報酬は下げれます。コメディカルの給与水準はもはや限界です。しかし医者の給与が下がれば頭の良い医者はどんどん他の業界に流れていって需給関係はそのままになるでしょう。
結局私は医者の給与はこれからも変わらないと思いますが・・・楽観的すぎますかね?
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